良い広告とは。

広告の良し悪しは「格好良いかどうか」ではなく「伝わり易いか」だと思っています。

広告には必ず目的があって、誰かに何かを伝えたいから広告が作られます。

たとえば、スーパーのチラシで重要なのは値段であって、営業時間や地図はさほど大事ではありません。新規開店なら別ですがチラシを読む人は場所を知っていますから。

展示会のポスターなら作品写真の見栄えは大事。でも会期や会場の案内が疎かになると「興味があるけれど何処でやっているのか」という話になってしまう事も。

そうならないよう、良い広告のために目的やターゲットを整理しましょう。

【目的】

ビジネスでよく使われる5W1Hは広告でも重要です。デザインの前に「いつ」「だれが」「どこで」「なぜ」「どのように」を整理しましょう。

「◯◯日、△△が、□□で、★★のため、※※をする」

これを順番に広告に配置していけば広告は出来上がります。この情報に加え、ターゲットによって微調整を行なってゆきます。

【ターゲット】

例外はあるものの、ほとんどの広告には伝えたい層(ターゲット)がいます。

日本人か外国人、若者か高齢者、男性か女性、近場の人か遠方の人、、、伝えたいターゲットをイメージしましょう。

外国人がターゲットであれば文章は外国語にする必要があり、高齢者であれば文字は少し大きくなり、客層の中心がご近所さんであれば開催地の記載は都道府県を省いてもいいかもしれません。

また、自分の事を知らない人へ向けての広告であればプロフィールが必要かもしれません。人は興味の無い事には冷淡なので、よく知らない人から「来てみて‼︎」と言われても反応は鈍いです。

必要な情報は文字を大きくしたり太字、または目立つ場所に配置する。大切に

不必要な情報はなるべく省く作業を繰り返すと、